つくば万博のシャトルバスと貸し切りバス

昭和60年3月17日から9月16日まで、日本で三回目の国際博覧会「国際科学技術博覧会(つくば万博)」が茨城県筑波郡谷田部町御幸が丘(現在のつくば市御幸が丘)の筑波研究学園都市をメイン会場として開催されました。 万博会場への交通機関は、この当時、筑波学園都市に鉄道がなかったため、鉄道線各駅からのシャトルバスがメインとなりました。 その中でも、常磐線の牛久駅と荒川沖駅間に仮設で開設した「万博中央駅」は鉄道輸送のメインゲートとなり、駅と会場との間に連節バス「スーパーシャトル」を運行しました。 シャトルバスは、常磐線の土浦駅と牛久駅からも運行しました。
また、昭和60年1月24日に、常磐自動車道が、三郷インターチェンジ/ジャンクションと柏インターチェンジが開通したことにより、首都高速6号三郷線と接続しました。 これにより、バスを利用した観客も多数おとずれ、万博会場の駐車場は貸し切りバスで賑わいました。
まお、バスの型式や年式は推定です。 誤記がありましたら、ご指摘願います。

   ◆ 連節バス「スーパーシャトル」  連節バスは100台納入され、東武鉄道や神奈川中央交通等の地域外の事業者が運行を担いました

ボルボB10M(富士重工)昭和60年
万博会場北ゲートバス駐車場 昭和60年6月16日

万博中央駅バスターミナル 昭和60年9月8日


万博中央駅バスターミナル 万博中央駅の西口に設置されました
連節バスが並んでいます 昭和60年6月16日

万博中央駅バスターミナルの駅側乗り場は地元のバスが発着していました
関東鉄道 いすゞLV314K(川重車体)昭和59年 昭和60年9月8日

関東鉄道 日野HT223AA(日野車体)昭和59年
万博中央駅バスターミナルの駅側乗り場 昭和60年9月8日

茨城交通 日野HT223AA(富士重工)昭和60年
万博中央駅バスターミナルの駅側乗り場 昭和60年9月8日

茨城交通 いすゞLV314M(富士重工)昭和60年
万博中央駅バスターミナルの駅側乗り場 昭和60年9月8日

万博中央駅の西口はシャトルバスの駐車場でした 昭和60年9月15日

関東鉄道 いすゞLV314K(川重車体)昭和60年
シャトルバスの駐車場 昭和60年9月15日

関東鉄道 いすゞLV314K(富士重工)昭和60年
シャトルバスの駐車場 昭和60年9月15日

関東鉄道 三菱MP218M(呉羽自工)昭和60年
シャトルバスの駐車場 昭和60年9月15日

茨城交通 日野HT223AA(日野車体)昭和60年
シャトルバスの駐車場 昭和60年9月15日

茨城交通 日野HT223AA(富士重工)昭和60年
シャトルバスの駐車場 昭和60年9月15日

国鉄バス 三菱MP218M(富士重工)昭和60年
シャトルバスの駐車場 昭和60年9月15日


土浦駅のシャトルバスは東口から発着しました 昭和60年9月8日

国鉄バス 三菱MP218M(富士重工)昭和60年
土浦駅東口 昭和60年9月8日

左:関東鉄道 いすゞLV314K(川重車体)昭和60年
右:茨城交通 日産ディーゼルU32L(富士重工)昭和60年 土浦駅東口 昭和60年9月8日 

関東鉄道 三菱MP218M(呉羽自工)昭和60年
土浦駅東口 昭和60年9月8日

左:茨城オート 日野HT223AA(富士重工)昭和60年 下左:国鉄 三菱MP218M(富士重工)昭和60年
下右:関東鉄道 いすゞLV314K(川重車体)昭和60年 土浦駅東口周辺 昭和60年9月8日


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