神奈川中央交通 薪バス「三太号」(昭和56年6月)

昭和56年6月、神奈川中央交通は創立60周年を記念して、第二次世界大戦中に使用されていたバスを復元しました。 このバスは、昭和25年製のトヨタ6気筒ガソリンエンジン車に同年式の車体を架装したもので、薪ガス発生装置を取り付けた石油代用燃料バスです。 昭和25年当時、日本放送協会で子供向けラジオドラマとして放送されて人気を博した「三太物語」が、神奈川中央交通の石油代用燃料バスが走っていた神奈川県津久井郡(現在は相模原市)の道志川流域を舞台としていたことから、この場バスは、「三太号」と名付けられました。
「三太号」は、創立60周年記念の自走巡回を行ない、展示会が開催されました。 昭和56年6月28日、薪バス「三太号」の展示会に足を運びました。

展示会場 根岸線港南台駅前と記憶しております

当時のスタイルで車掌さんも登場しました

ボンネットを開けて展示、人だかりです

何とかエンジンを撮影することができました

薪ガス発生装置

展示会終了後、横浜営業所本郷操車所に回送する「三太号」
横浜市郊外は緑豊富でした


横浜営業所本郷操車所内で撮影しました
当時の最古参車 いすゞBU10D(富士重工)昭和46年と「三太号」

横浜営業所本郷操車所を後にして回送する三太号



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